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ハンググライダーのクロスバーを折って学んだこと

動いていてクロスバーを折ったわけではなく、地上で風を受けていただけでクロスバーが折れてしまった。
風速10m/s以上の風が吹いて、二人で機体を押さえていたのに、左のクロスバーが真っ二つに折れてしまった。

原因をあれこれ考えてみた。

1.風に飛ばされないようにノーズを下げていた。ノーズ下げすぎで負の力がかかって折れた可能性がある。USHPAの基準では、Falcon 3は、-30度の負の荷重で風速18.5m/s(67km/h)まで絶えられることになっている。

2.左タイヤが取れやすく、強風が吹いた時、左タイヤが取れていたので、常に左右のバランスが悪かった。左に傾いていたので、左翼に荷重がかかりすぎて、折れた可能性がある。リーディングエッジとクロスバーをつなぐ8cmほどのボルトがひん曲がっていた。通常はこのように曲がることはない。左翼にかなりの加重がかかっていたことが分かる。

3.バスで運ぶ時に折れた部分がキャアリーの金具に頻繁に当たっていて、その部分に傷が付いて弱くなっていた可能性。

今のところ、1と2の理由が重なり、左翼に荷重がかかりすぎて折れたのではないかと考えている。

もともとこのような事態になったのは私自身が機体の挙動を理解していないことが原因だったと思う。強風に対してはグライダーの先端部を持って、風を受け流せば、グライダーに負荷はかからなかったはずだ。機体を風に対して素直に対処すればよかったのに、ノーズを下げたり、左に傾いているのをほうっておいたりしたために、左翼に負担がかかりすぎたのだと思う。

ピッチコントロールにしても、ロールコントロールにしても、もっとグライダーの挙動を考えておこなうべきということを痛感した。金銭的に痛い思いをして。
自分の命を守ってくれる相棒を大事にせずに、かなり乱暴に扱ってきたので、これからは丁寧に扱っていこうと思う。