都知事選解析:舛添、伊豆諸島、東京都東部で人気。田母神を支持する中心部の保守層。

都知事選の選挙結果を解析したところ、舛添氏は伊豆諸島、東京都東部で人気があった。宇都宮氏と田母神氏は対立。宇都宮氏は北部で、田母神氏は中心部で人気。浮動票は細川氏に流れた。

Data Analysis of Tokyo gubematorial election in 2014 revealed that Masuzoe was popular in Izu islands and eastern Tokyo. Utsunomiya was opposed to Tamogami each other. Utsunomiya is popular in the north, although Tamogami is in the center of Tokyo. Floating votes were going into Hosokawa.

先日の都知事選の投票結果は、舛添要一氏が当選し、以下のような順位になった。

1. 舛添要一

2. 宇都宮健児

3. 細川護煕

4. 田母神俊雄

5. 家入一真

6. ドクター・中松

さて、これらの候補者はどの市区町村で得票数を上げたのであろうか。この選挙結果から何か面白いことはわからないだろうか。そこで、私は選挙結果のデータから主成分分析をすることにした。

するど、固有ベクトルは次のようになった。

f:id:infoarchitect:20140214204403p:image:w640

要因1~3の3つの寄与率はそれぞれ86.1%, 9.0%, 4.0%で、累積寄与率99.5%となった。つまり、この3つの要因で、選挙結果の99.5%を説明できるという事だ。要因でプラスに働くものを緑、マイナスを黄色で塗った。

要因1~3の累積寄与率が99.5%なので、上位4位の候補者での票争いとなっている。

要因1は、当選した舛添氏支持者を表しているようだ。この要因1のグループは宇都宮氏と細川氏に反対しているが、積極的に舛添氏を指示しているの舛添派と言える。

要因2は、宇都宮氏は好きだが、田母神氏は嫌いという人々だ。逆にこの値がマイナスだと田母神氏は好きだが、宇都宮氏は嫌いということだ。この要因2のグループは、親宇都宮・反田母神と呼ぼう。

要因3は、舛添氏と宇都宮氏のことは好きだが、細川氏は嫌いというグループだ。細川氏を嫌いという動機で、舛添、宇都宮票を増やしている浮動票の層と言える。したがって、反細川と呼ぼう。

候補者と支持者の相互の関係が分かりにくいので、関係図を書いてみる。

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全体としては舛添氏の圧勝だ。宇都宮氏と田母神氏が対立している。細川氏は、これと言った特徴も無いので、三者のどれにも投票したくない浮動票を獲得しているようだ。

東京都の市区町村の投票傾向を調べるために、要因1と2のスコアで散布図を書いてみると面白いことが分かってきた。x軸は要因1の舛添派で、右に行くほど舛添支持である。y軸は親宇都宮・反田母神で、上に行けば宇都宮支持、下に行けば田母神支持となっている。

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図を見ると、舛添氏は伊豆諸島に人気で、江戸川区、墨田区、江東区、葛飾区等の東部でも人気である。東京都の東部とは江戸から続く歴史のある地区で人気という事だ。宇都宮氏は、清瀬市、東久留米市等の北部で人気だ。面白いのは、田母神氏は東京の経済中心地の千代田区、中央区、港区等の支持が強い。

舛添氏は伊豆諸島、東京都東部で人気があり、圧倒的勝利を収めた。田母神氏は得票数が四位であったが、東京都の中心部の千代田区、中央区、港区等で人気であった。東京都の中央部は経済の中心でもあり、富裕層が集中しているが、それらの層が保守化しているのが気になるところである。

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