結果ではなく決断に集中せよ

書籍 伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律

 先日紹介した投資集団タートルの本を紹介したが、私はむしろ次に紹介する本の方が好きだ。この本は最も優秀だったトレーダーが書いた本で、タイトルは「伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律」だ。内容は投資というよりも投資術から得られた哲学といったほうがよく、人生哲学として読める本だ。

 本書の中で私が関心を抱いたのは、「結果重視ではなく決断に集中せよ」という言葉だ。一般的な考えでは、決断よりも結果が重視される。つまり、「終わりよければ、全て良し」が通念となっている。しかし、本書の著者は、通常とは逆の論を展開する。

 私は人生の中で多くの失敗を重ねてきたが、この考えに従い、決断と結果の質を分けて考えてみると違って見えている。

 その時に得られた情報に基づいて判断したとしても、その時点では予想できなかった事項によって失敗するということも有り得る。また、逆に予想しえなかった幸運で成功するということも有りうる。つまり、人生を決断と結果に分離して理解しなおすということが必要なのだと思う。

 不況にあえぐ企業でも成果主義が横行している。しかしながら、最近読んだ日経ビジネスの記事によると、成果主義はバブル時代には有効であったが、今では成果主義だけでは離職率が高く、成果をある意味度外視した社員重視の方法が逆に利益をもたらすらしい。

 本書で説く「結果ではなく決断に集中せよ」という言葉は、結果偏重主義に警鐘を鳴らすものとなるであろう。

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