惑星ソラリス

惑星ソラリスは、タルコフスキーが監督した謎の惑星のSF映画だ。

宇宙飛行士クリスは、惑星ソラリスの調査に向かうが、そこは自分の願望が実現する不思議な惑星だった。クリスは、惑星ソラリスの軌道上の宇宙ステーションで自殺した妻の亡霊たち(?)に悩まされるという話だ。しかしながら、実は本題はそうではない。クリスは、調査に出発前に父親と喧嘩ばかりをしていて、惑星ソラリスの調査に向かう。妻の亡霊に悩まされ、地球に帰還した。クリスは地球にある父居る家に帰ってきた。クリスは家の中を窓からのぞき、父の顔を見つめるが、クリスの顔は無表情だった。ここからこの映画の変わったところで、外には雨が降っていないのに、家の中に雨が降っている。クリスに気づいた父親はドアに現れる。クリスは思わず父の足元にひざまずき父にすがりつくのである。この後、カメラはズームアウトしていく。なんと、クリスが戻ったのは、地球ではなく、惑星ソラリスがクリスの心を読んで、クリスの家を作り上げていたのだった。つまり、この映画で最も訴えたいのは、どんなに喧嘩をして、仲たがいをしていても、父親への愛は変わらないということなのだ。たとえ憎んでいてもクリスは今は亡き父親に会いたくて、惑星ソラリスの幻影の中で暮らしているのだ。そのことが、この最後のシーンに描かれているのである。だとすると、最初の出発のシーンから既に惑星ソラリス上に居たのではないかとも考えられる。私は、この最後のシーンを見ると、とにかく泣けてしまう。眠くなってしまう部分もたくさんあるが、是非タルコフスキーのソラリスを見ていただきたい。

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