アウトドアスポーツの問題点4 一般的認知度が低く、身内だけの閉鎖的社会

 アウトドアスポーツの各業界はかなり閉鎖的だ。

例えば、ヨットをやっている人は、親や知人がやっているか、偶然どこかでヨット部等に所属して、やり続けているというパターンしかないようだ。つまり、あまりにマイナーなスポーツなのだ。一版の人はヨットと出会う機会があまりに少ないので、やり始めるのは偶然の結果が多いのだ。

スキー業界でも、人材の流動性は少ない。スキースクールのインストラクターになるには、大抵の場合、コネで決まっている。大学生もインストラクターのアルバイトをするが、それもその大学のスキーサークルとスキースクールにコネがあるおかけで、学生たちはアルバイトの機会を得ることができるのだ。私の場合、インターネットでインストラクターの募集情報を見て、応募したが、私のようなケースは例外だそうだ。だから、コネなしでやってくると他のインストラクターに変な顔をされてしまう。誰もが誰かの紹介なのだ。人材の流れはコネでのみつながっている。

プロ野球などでも、球団の運営員はオーナー会社から出向されると聞いている。トヨタのレースチームのレーサーやチームスタッフも社員から選ばれるそうだ。だから、トヨタチームのレーサーになるにはトヨタの社員になるのが必要条件らしい。

一般の人向けに、催し物を開くが、結局やってくるのは関係者の知人が大半である。本当に知ってもらいたい人には中々来てもらえないのが実情だ。そのスポーツを知っている人は知っているが、知らない人は知る術がない。そのスポーツの存在すら知らないのだ。実際、私自身もレースカーがモータースポーツというスポーツの一種であることも知らず、不良や金持ちの息子がやる自分とは全く関係の無い世界のものだと思っていた。私だけが例外ではないだろう。それぐらい、アウトドアスポーツについての一般人の認知度は低いと思う。

「ハンググライダー」や「ボブスレー」等の単語でグーグル検索をすると墜落死や激突死などの記事がトップに来る。スポーツでの死亡事故は交通事故に比べて少ないのに、危ないスポーツのイメージのみが先行しているのである。

これからのアウトドアスポーツは、このあまりにも低い認知度をいかに向上させ、一般の人々に楽しさを分かってもらうかというが重要な課題であると思う。

 

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