なぜデイビッド・アッテンボローが好きなのか

私はデイビッド・アッテンボローを尊敬している。彼はBBCの自然ドキュメンタリーのプロデューサーだ。私が好きな作品は Life on Earth(地球に生きる)で、これは地球上の生物の進化の自然ドキュメンタリーだ。

どうしてデイビッド・アッテンボローが好きなのかを考えてみた。

アッテンボロー生物の進化を実に構造的に紹介してくれる。その紹介のしかたに感動したのだ。アッテンボローが画面に現れる時、常に自然風景が始まり、彼がやってくる。その場所の説明から生物の話が始まるのだ。彼が映る自然の背景は、海の荒波、砂漠、森の中、とにかくあまり人間のいない過酷な自然環境だ。

彼は物事を紹介するのがうまく、私も何かを人に簡単に紹介するのが好きなのかもしれない。彼の様に堂々と自分の知識を構造的に語るインテリのような姿が好きなのかもしれない。

彼は、生物の生きる姿の最も重要な部分をわずか数秒で映像と言葉で表現し、5秒毎に素晴らしい映像を次から次へと見せてくれるのだ。

そんなアッテンボローの姿に憧れ、大学卒業後、ドキュメンタリー番組の司会者の様な仕事に就きたいと考えていた。自分の適正も考えずに、ドキュメンタリー番組制作会社に就職した。

アッテンボローは豊富な知識を映像の中で披露していたが、ある分野の専門家になるには、かなりの時間と労力が必要だ。今のところ、私には深めた専門と言うものがまだ確立していない。アッテンボローのように生物という強烈な興味があればよいにと思った。

私は学校でもあまり学んだ覚えがない。塾にも行かず、いつも自分で勉強していた。結局、アッテンボローを尊敬しているのは父に教えられた方法と似ているからなのだ。

私の父は全く学校の勉強は教えてくれなかったが、私は八丈島で父に連れられて黒潮の荒波の中で素潜りを教えられた。私が学んだ唯一の学習方法は、父が自然の中で教えてくれた方法だったのだ。アッテンボローが自然を語るその姿に父の姿を重ねているのかもしれないと最近考え始めた。

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